「で、二人はどうするんだ?」


「ホテルに泊まるつもりよ。カウントダウンのイルミネーションがきれいに見えるんですって。」


「龍矢たちの分も、予約してあるからな。」


「えっ?」


「4人で過ごしましょう。」


「龍矢・・・」


「今日はずっと一緒に居れそうだな。」


ちょうど信号で止まった。


「えっ、ちょ・・」


後ろに乗ってるのに!


キス。


「お前が風邪なんか引くから、ずっと我慢してんだからな。」


「やだ、恥ずかしい。」


「気にするな。」


もう一度されそうになった。