それだけは、ないはずだ。


かなり、気をつけてたし。


それだけはないようにって。


美和の年齢で、子供なんて産ませられないし。


まだ、若すぎるから。


「明日、病院行こう。」


「うん。」


「今日はもう寝ろ。」


「そうする。」


「なんか食べられそうか?」


「いらない。」


美和に着替えるように指示して。


俺は、体温計を用意した。


「測ってみろ。」


「ん。」