「いらっしゃいませ。」


「はい。コーヒーと、クッキーですね。」


女子が、お客さんの相手をして。


男子が中で、注文の品の準備をする。


それをまた、女子が運ぶ。


そんな感じで、カフェは動いていった。


お客さんが、お菓子を食べて。


おいしいって言ってくれるたびに。


すっごく嬉しかった。


別に、私が全部作ったわけじゃないのにね。


やっぱり私は、お菓子作りが好きで。


おいしいって言ってくれるのが、嬉しくて。


こーやって、人を幸せにしたいなーってあらためて思った。


終了1時間前には、お菓子が全部売れちゃって。


これで、修了。