『良く聞いてよ? 』


立ち上がってびしっ! と王子を指差した。


『あたしは王子は優しいと思うの! だから何されても気持ちは変わんないよ? 』

『何故だ? 』


(何故って...そんなの決まってる...えぇいっ! 女は度胸だっ。)


『分かんないけどそう思うの! それに王子...か..鏡 冬夜が好きだからだよっ!
悪い? 』


(言った...ってか終わった...。)