「え……え……!?」



至近距離で見る、先生の顔はすごく綺麗で……私の心臓はバクバク鳴った



「先生……?」



小さく声を漏らすと、先生は疑うように、片眉を上げた



「カラコンしてる?」



「してません」



言われると思った……



「ほんと?」



未だに片眉を上げたままの先生に、ふっと笑った



「ふふっ……本当です。瞳には、何もつけてません」



私が笑うと、しばらく見つめていた瞳が、違う場所を映す