我輩はフリーターである。夢はない。
青春・友情
0
ほらんちょ/著
- 作品番号
- 1873
- 最終更新
- 2007/06/19
- 総文字数
- 3,014
- ページ数
- 17ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 1,043
- いいね数
- 0
高校3年の夏、担任の田中が言った。
「おまえ進路どーすんだ?」
俺は一言「フリーター」
別にもともと決めてたわけじゃないし、何か考えがあったわけでもない。
俺は進路というテーマについて知ってる単語を言っただけ。
中学を卒業し、12年間の国民の義務をまっとうし、グリコのおまけのように高校まで通い続けてきた。
自己満足度は念願の甲子園出場を果し、グラウンドの土をまるで大切な誰かの形見のように拾い集める高校球児並。
進学だの就職なんて言葉はその時の俺の辞書には載っていなかったし、仮に載ってたとしても選択肢にはならなかっただろう。
それから3年、俺は未だにあの時田中に言った進路を有言実行し続けている。
意味とか理由なんてない。
ついでに金もない。
最近気になってきた事と言えば「夢」がないって事だ。
「おまえ進路どーすんだ?」
俺は一言「フリーター」
別にもともと決めてたわけじゃないし、何か考えがあったわけでもない。
俺は進路というテーマについて知ってる単語を言っただけ。
中学を卒業し、12年間の国民の義務をまっとうし、グリコのおまけのように高校まで通い続けてきた。
自己満足度は念願の甲子園出場を果し、グラウンドの土をまるで大切な誰かの形見のように拾い集める高校球児並。
進学だの就職なんて言葉はその時の俺の辞書には載っていなかったし、仮に載ってたとしても選択肢にはならなかっただろう。
それから3年、俺は未だにあの時田中に言った進路を有言実行し続けている。
意味とか理由なんてない。
ついでに金もない。
最近気になってきた事と言えば「夢」がないって事だ。
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