「私の…だ」



自分のアクセサリーが入っている。



…ちょっとだけ安心した。



「お嬢様、お洋服はそちらの棚にございます。」



「…!?」



後ろを振り向くと…



にこにことほほ笑むメイドさん。



…はは。苦笑いを返す。



「あの、いいですよ。戻っててください」



「かしこましました」



…これは本当かもしれない。