少年の、吸い込まれそうに美しい瞳に
正面から見つめられ、その魅力に思わず
ドキドキしながら、

ネコガールは、相手が言う言葉を目を
見開いて待った。

「ネコガールさん、実は・・」

「実は・・?」

ネコガールは、ゴクリとつばを飲み
込んだ。

「これは姉貴には秘密にしておいて
 もらいたいんだけど・・」