だめだ、達也の指輪を見つけてからすごく動揺しちゃってる。 ほんとは泣きたいけど。 でも隣には本人がいる。 まさに今彼女と待ち合わせ中の達也が。 そんな状況でも、神様は残酷。 「なぁ、美咲。ちょっと話聞いてもらっていい?」