まどかはニカッと笑った。
「あっそ。」
まどかは力なく笑いかえす。
その日1日のまどかは必死に過ごした。
「まどか日直だっけ?私今日バイトだから先帰るね!ごめん。」
友達もいなくなった放課後、まどかは日直の仕事をしていた。
辺りが暗くなり、夕立がくる。
「何でいつも一人の時なのー…。」
まどかは泣きそうになる。
雷が鳴り始めたので、まどかは教卓の下に隠れた。