高1の夏のはじめ。
転校生がやって来た。
彼の名前は岡崎新太。
ルックスもよく、クラス中の女子がざわめいた。
担任の本山は、彼の席を指定した。
隣の席は宮内まどか。
彼女は彼にやさしく笑いかけるが、無視された。
彼は学校中の噂の的になったが、誰とも話そうとはしなかった。