店のオープン時間になり
私は待機席に座り
緊張と戦っていた。

すると隣に座っていた
1人の姉さんが
話しかけてきた。

「アユちゃん?だよね?」

『はいっ』

「私はライム
 アユちゃんと同い年
 よろしくねっ」

『ライム‥って
 珍しい名前ですね』

「源氏名なんて
 そんなもんだよ〜」

ライムは笑いながら
私の肩を軽く叩いた。



源氏名って何?!