「あ」

…。今明らかに『今来ちゃヤバい』顔してた、大介。

「あっのさ~、日曜日の~…」

「ちょっと!!あんた人が取り込み中なのわかんない!?空気読みなよ!」

あ…つい口が…

「おい明李!それは言いすぎなんじゃないのか!?」

…なによ、大介まで

「は?この子のどこがいい?ただのブリッ仔じゃん!!」

「お…おい、落ち着け!」

「落ち着けるワケないでしょ!?大体アンタね、大介が目立ってきたからってヘラヘラよってきてさ、外見だけじゃん!!」

「ちッ…ちがうよぉ!」

パシッ!!

真綾の頬を思いっきりはたいた。

「!!!?」

「このごに及んで反論する気!?アンタどーゆう神経…」

「やめろよ!!」

あ…大介怒った…? 

「言いすぎだろ!?真綾チャン傷ついてんのわかんねーのかよ!?」

大介…。
大介のそんな顔みたことないよ…

「コラ!!廊下で騒ぐな!」

先生が間を通って止めにはいった。





…あたし、ほんとバカだ。