僕は目を閉じて物理法則の狂った世界を想像し、創造する。

その世界の存在性が示す意味。

異世界は存在するんじゃないか。

この世界だって所詮ただ自分が認識しているだけのものでしょ。

この世界は在ると言えるの?

もし、在ると言うのならば、異世界も在ると言えるのではないか?

何を在るといって、何を無いかと言うかの問題。


時間をかけて染み込んで、当たり前になったこの世界の法則。

感覚的に認知されている。

それが狂っても別にいい。

認識されているだけの世界での現象が理論的である必要はないのだから。

でも時間の狂った世界は僕には創造できないんだ。