時計の音が
いつもより響く
結露に濡れた
窓の下
 
あなたに
逢いたくて
眠れないよ
 
あなたがいた時は
聞こえなかったのに
寂しい気持ちと比例して
大きく鳴る
針の音
心音
 
白く色付き始めた
この街の中
僕は今
たった独り目覚め
泣いていました
あなたの夢を見た
 
今度はいつ逢えるの
信じてもいいの
今見た
夢のように
僕ら二人
笑い合いながら