・・・声
届く事の無い
微かな叫び
 
過去の過ち
守るために
使うべき力
 
人はやはり
これほどまでに
進化した力を
使わずには
いられないのか
 
正義を掲げた瞬間に
無秩序となり
もはやそこに
理性などはない
 
そう
正義を掲げた
指導者達が
悪を産み
 
無関心な
国民が
その悪を
膨張させる
 
逃げる事さへ
叶わない
幼き命は
恋する楽しみさへ
知らずに消えてゆく
 
 
 
人は進むべき
道を間違えた
 
禁断の果実を口にした
哀れな人間は
破滅の道へ
躍るように
落ちてゆく
 
 
僕らは
戦わなくてはいけない
聖戦という名の
真の悪と
 
僕らは
気付かなければいけない
何が正義で
何が悪なのかを
 
 
 
戦争のない世紀へ・・・