チビ太「で、ニャン神が何の用ですか?


ニャン神「うむ!実はチビ太よ!お主は人間との関係を物凄く大事に思っている」


ニャン神「最近の猫は人間を恨んでいる者が多い」


チビ太「僕を救ってくれた人は素晴らしい人達で感謝しかしていません」


ニャン神「うむ!そこでじゃな!チビ太に朗報じゃ!」


チビ太「朗報?」


ニャン神「どんな願いでも一つだけ叶えてくれる猫じゃらしがあるんじゃ」


チビ太「どんな願いでも?」


ニャン神「そうじゃ!その代わり百年に一度しか生えない猫じゃらしの為に他の猫が先に戯れたら、また百年後じゃないと生えて来ない」

チビ太「その猫じゃらしは今も生えているんですか?」


ニャン神「うむ!まだ誰も戯れておらんからな」


チビ太「何処にあるんですか?」


ニャン神「ある所に猫が入れる穴が一つだけある!その穴の奥に行けば金色に輝く猫じゃらしがあるんじゃ」


チビ太「穴ですか?」


ニャン神「その穴までの道程は半端じゃなく険しいが行くのか?」


チビ太「はい!願いが…願いが叶うならどんな困難でも大丈夫です」