お爺ちゃんの子供達が探しに来たのだ!



息子「お爺ちゃん!何やってんだよ!家に行ったらこんな物(遺書)があってさ」



老人「すまない…お前達に迷惑かけたくなくてな」



息子「ちょうど先日、姉貴と嫁と三人で話し合って俺の家でお爺ちゃんと一緒に住もうって決めたんだよ」


姉「お爺ちゃん…今まで面倒見れなくてごめんね…今回わたしも旦那や義両親に話してお爺ちゃんの所に上手く時間を作って行っても良いって許可もらえたの」



姉「だから弟家でお爺ちゃんに同居してもらって、みんなが仕事で出掛けている時は私がお爺ちゃんに会いに行くって決めたのよ」



孫「じぃじぃ…一緒に帰ろよ。また飛行機ごっこして」



老人「うん、うん、ありがとう」



みんな泣いていた…



これが家族だ…



お爺ちゃんは去りぎわに「お前達のおかけだよ。生きていて良かった…ありがとう」



老人「ところでお前達は道に迷ったんじゃなく、わしを助ける為じゃったんだな」



老人「わしには分かる!お前達には不思議な力がある…願いは必ず達成出来るよ」



そう言って僕達の頭を撫でて家族と帰っていった…



お爺ちゃん…



僕達の言葉が分かったのかな?



そんなはずないな!



お爺ちゃん…



一生懸命生きていればニャンとかなるよ!



シクシク…



ん?



えぇ〜



タマオさんが号泣してる!


タマオ「家族って最高だな」



チビ太「そうですね」



タマオ「樹海に入る前に素晴らしい家族愛が見れたし頑張るぞ」



チビ太「はい!じゃあ行きますか」



そして僕達は過酷な樹海に入った。