ハマの兄弟猫がいるシマに到着した。



まさに戦後の日本を思わせるような町並だ。



売春猫が沢山いるし…



闇市も盛んだ…



また組猫もイカツイやつらばかりだ…



とにかく兄弟猫に会わなければレンに負けてしまう。


売猫「お兄さ〜ん!遊ばない?」



タマオ「そうだなぁ…安くなる?」



売猫「もちろんよ」



チビ太「いや!僕達は遊びに来た訳じゃないからゴメンね」



売猫「あら!残念!せっかくの色男だからサービスいっぱいしようと思ったのに」



タマオ「くぅ〜チビ太!一回ぐらい良いべ!遊ばせろよ」



チビ太「ダメです」



売猫「最近の地方客は遊んで行かないのが流行り?先日来た真っ白な色男も遊ばなかったわ」



チビ太・タマオ「レンだ」



タマオ「姉ちゃん!その白猫は何処に行った?」



売猫「龍司親分・虎司親分の所に向かったわよ」



まさに探していた兄弟猫だ…



タマオ「何処に行けば会える?」



売猫「簡単よ!あそこ…」



指先は麻雀屋を指している。



チビ太「あそこかぁ」



売猫「あんたらも覚悟して行きなよ!一文無しになっても知らないからね」



一文無し?



よく分からないが麻雀屋に行く事にした。



ガチャ



「いらっしゃいませ」



ジャラジャラ



「リーチ」



「ロン」



まさに麻雀屋だ…



店内に入り周りを見渡すと…



端のソファーにレンが!!


タマオ「おい!レン」