とりあえずタマオさんの回復を待っていたが流石は猫だ!



回復力が半端じゃない!



タマオ「俺はもう大丈夫だ!そろそろ行くか」



チビ太「はい…でも何処に向かえば…またあてもなく歩くしか…」



タマオ「そうだな…俺が勝っていれば地図が手に入り先に進めたのに…すまない」



チビ太「そんな!気にしないで下さい。タマオさんを責めたいから言った訳じゃないですから」



タマオ「本当すまん」



チビ太「ニャンとかなるさ」



この言葉を言うと二匹共笑いが出てヤル気満々になれる!



タマオ「よし!頑張るか!24のクロエが居ればレンの野郎を衛星で探せるのにな」



チビ太「24のクロエ?何ですかそれ?」



タマオ「あっ観てない?言われなくてもやってますって台詞知らない?」



チビ太「知らない」



タマオ「…」



トントン



誰か来たな…



チビ太「はい」



チャラ猫「ちわ〜っす」



タマオ「よお!」



チャラ猫「オッサン完全復活してんじゃん」



タマオ「おうよ!俺を誰だと思ってんだぁ?」



チャラ猫「アメショの羊」



タマオ「羊じゃねぇ!ライオンだ」



チビ太「ところでどうしたの?」



チャラ猫「いや…なんかあんたらの頑張りを見ていたら何か手伝いたくてさ」



タマオ「ありがとな!でも厳しい旅だ!気持ちだけ受け取るよ」



チャラ猫「実は…試合中の話を少し聞こえてさ…金色の猫じゃらしを探してるんだろ?」



タマオ「あぁ…それがどうした?」



チャラ猫「上層部が持っていた地図の半分…あれを所持していたのは俺の親父なんだ」



チビ太「つまりこの組のフィクサーは実のお父さんって事?」



チャラ猫「そう」



タマオ「じゃあ話は簡単だ!会わせろよ」