タマオ「チビ太!何であんなガキに頭下げて道案内してもらってんだよ!あいつらを噛みたくて仕方ないんだけど」



チビ太「まぁまぁ落ち着いて下さいよ!旅に我慢は付き物ですから」



タマオ「くっ!分かったよ!好きにしろ」



チャラ猫達が向かった場所は繁華街の路地だった。



チャラ猫「これといった遊ぶ場所もないが、うちのボスが開催してる大会があるから見て行きなよ」



タマオ「どんな大会だ」



チャラ猫「ストリートファイトで稼ぐんだよ」



チビ太「猫カジノの地下バージョンか」



チャラ猫「まっ!そーゆう事だな!今からボスに会わせるからちゃんとしろよ!特にオッサンの方な」



タマオ「こ〜の〜や〜ろ〜」



チビ太「我慢!我慢」



チャラ猫「ボス!客を連れてきたぜ」



そこに居たボスはチャラ猫達と変わらない感じの猫だった。



チャボス「どうも!初めまして」



あれ?



意外に礼儀正しいな…



チビ太「このシマは初めて来たから子分さんに案内してもらったんだ」



チャボス「そうでしたか!人間社会は都会なんですが猫にとっては何もないシマですけどゆっくりしていって下さい」



チビ太「ありがとう」



タマオ「おい!お前の子分が行儀悪いのは我慢してやるから山の穴に関しての情報をよこせ」



タマオさん…



あんたの方が行儀悪いよ…