チビ太「何か知っていますか?」



老人猫「詳しくはわからん…役に立てなくてすまないのぉ」



チビ太「いいえ…仕方ないですよ」



老人猫「よし!長旅になるだろうから良い物をやる!ついてこい」



すると村中の猫達が集めた新鮮な食材が沢山ある。



老人猫「これは村猫からのプレゼントじゃ持っていけ」



チビ太「これは災害用に保管してある新鮮な食材で貴重だし頂けませんよ」



老人猫「良いんじゃ…お前さんらの目が気に入った!何かを成し遂げる目じゃ」



タマオ「見る目があるなぁ爺さん」



チビ太「ありがとうございます!このご恩は一生忘れません」



老人猫「頑張るんじゃぞ!また遊びに来てくれ!その時は美味しい猫まんまを用意するからな」



チビ太「はい!必ず来ます」



タマオ「極上な猫まんまを頼むぜ」



その時!



数台のトラックがやってきた…



なんと村長を筆頭に頑張った村人達の訴えが伝わったらしく行政が不法投棄を処理しにきた。



タマオ「爺さんやったな」



老人猫「良かった…」



チビ太「人間を信じて良かったですね」



老人猫「そうじゃ!一件立ち寄った方が良いシマがある!そこに行けば金色の猫じゃらしの情報が分かるはずじゃ!気を付けて行くんだぞ」



タマオ「ナイス情報!ありがとな」



僕達はゴミを積み終えたトラックに飛び乗り村を後にした…