紳士猫「チビ太様!チビ太様!」



なんか声が聞こえる…



紳士猫「チビ太様!起きて下さい」



うるさいなぁ…



熟睡してるのに…



って熟睡してる場合じゃないや!



紳士猫「どんだけ寝るんですが?レン様は昨夜出ていかれましたよ」



やっちまった…



チビ太「タマオさん!起きて」



タマオ「もうお腹いっぱいだよ」



寝呆けてる…



チビ太「タマオ〜」



タマオ「うわ!なんだよ!ビックリさせるなよ」



チビ太「早く行かないとレンに…」



タマオ「あっ!そうだったな!急ごう」



紳士猫「待って下さい!旅に行かれる前にうちのボスにお会いください」



急いでいたがお世話になった方だったので言う通りにしてゴージャスボスと会った。



ゴボス「なんかレンにハメられたみたいだな…俺が余計な事を言わなきゃ良かった」



チビ太「僕達が甘かっただけですから気にしないで下さい」



ゴボス「ところで何を急いでいるんだ?」



タマオ「穴を探してんだよ」



ゴボス「穴?もしかして金色の猫じゃらしか?」



チビ太「知っているんですか?」



ゴボス「あぁ…」



タマオ「何でもいいから情報をくれ」



ゴボス「それが俺にもさっぱり分からなくてな…」