紳士猫「では私は失礼します」



レン「ご苦労さん」



チビ太「ありがとうございました」



タマオさんはメス猫に夢中で紳士猫が去るのも気付かない様子…



レン「カジノやりに来たの?種銭ないなら幾らか分けてやるよ!勝ちすぎて困っちゃってよ」



なんか嫌な奴だなぁ



レン「もちろんタダじゃ貸せないけど」



チビ太「別に必要ありません」



レン「あっそう!じゃあ目的はメスかぁ?この子達はダメだよ!俺の大事なハニーだから」



チビ太「そんなのも必要ないです」



タマオ「えっ!ダメなの?じゃあ何処でメス猫をゲット出来るかな?」



チビ太「タマオさん!!」



タマオ「じょ…冗談だよ」



レン「なんだぁ遊びに来た訳じゃなく何しに来たんだよ?」



チビ太「ここは寄っただけで他に目的地があるんです」



タマオ「そうそう!うちらは遊んでるんじゃなく金色の猫じゃらしを求めて旅してんのよ」



チビ太「タマオさん!!」



タマオ「あっ!悪い!口が軽かったな」



レンの顔色が変わる…



レン「ほぉ〜お前らも金色の猫じゃらしをねぇ…じゃあライバルだな」



チビ太「金色の猫じゃらしを知っているんですか?」



レン「あぁ…何でも願いが叶うんだろ?しかも百年に一度しかチャンスがない」