翌朝僕はスーパーやコンビニに食材を探しに数匹の猫と外出していて戻ってみると公園は大変な事になっていた!



保健所の人間が来たらしくマタタビを振りまいてボスや数匹の子分がゴロゴロしている間に連れ出したみたいだ!



ちくしょ〜



人間のやり口は汚すぎる!


ナンバー2だった猫はボスを守れなかった責任を取りヒゲを切った!



人間のヤクザ社会で言う指詰めだ!



ヒゲを切ってしまったナンバー2はフラフラで見ていらんない状況に…



結局ボスを失った猫組は全員バラバラになり彷徨始めた…



なぜ人間はペットを飼う?可愛いから?



だったら最後まで面倒みてくれ…



僕達は言葉を発する事は出来ないだけで感情はあるんだ…



道具やオモチャじゃないんだ…



悲しみにふけていると組の古株であるタマオさんが「チビ太!ボスからお前のやろうとしている話を聞いた!俺も同行させてくれ」



チビ太「タマオさん…この旅は険しく大変ですよ!」



タマオ「良いんだよ!ボスを失ったのもあるが俺も旅がしたくてな」



チビ太「わかりました!では一緒に…よろしくお願いします」



タマオ「こちらこそ!よろしくな」



こうして心強い仲間が加わり穴に向かう旅になった…