仕方なく私は荷造りをして仙崎さんの家に向かう事にした。





…それにしてもママの地図分かりずらいなぁ。




しばらく歩いて、付近には来ているのだがなかなか見つからない。



(誰かに聞いてみよー)



辺りをうろちょろしていたら、1人の女の子が通りかかった。



だいたい私と同じくらいの歳の子だ。



「あの?」


「はい?」


近くで見るとすごく可愛いく優しいそーな子だった。

「あ、あの、この辺りに仙崎さんってお宅があると思うんですけど、ご存知ですか?」


「ええ。知ってますよ。」


そう言った彼女はとても親切に場所を教えてくれた。


「ありがとうございます♪」


すると彼女はニコッと笑ってその場を去った。



いいこだったなぁ。可愛いいし…憧れちゃう!





そして少し歩くと仙崎と書かれた標識を見つけた。


…そ、それにしても…






…でかい!でかすぎる!!仙崎さんって大金持ちだったの!?