「あやっ!起きてぇ!朝よ♪」

母の甲高い声で目が覚める。
…って今日日曜日じゃん!
「日曜日ぐらいゆっくり寝かせてよぅ!」

「いいからっ!大事な話があるのっ!」

この母ときたら…。毎度毎度っ!今日は何だっていうのよ!

「もうっ!今いくよ。」
文句を言いながら降りた階段の先は、なんだかにぎやか。

「あっあや!やっと起きたのね!早く座って座って♪」

リビングには父もいた。
「あやおはようっ!」

「…おはよ。てか、何?どうしたの?」

すると二人は顔を見合わせて笑顔で言った。