「…キャア!!!!」
抱き着かれた瞬間、私は信じられないほど鳥肌が立った。

「何すんの!!」
思わず怒鳴ってしまい、静香ちゃん(?)はシュンとなってしまった。

「あ、ごめんね…?」
「やっぱ僕って気持ち悪いのかなぁ?だったらごめんね、こんなことしちゃって…。」
そんな静香ちゃん(?)を見て、不覚にもかわいいと思ってしまった。

「気持ち悪くなんかないよ!私、びっくりしただけだからさ!」
「ホント…?」
「うん、ホント♪」
「じゃあ、僕と友達になってくれる?」
「うんッ☆」

私がそういうと静香は嬉しそうな顔で笑った。