ふとカーテンの上を見ると、ディズニーキャラクターの小さなヌイグルミで埋められていた。
そういや、店のボトルにもディズニーキャラクターの何かがかけてあったっけ?
それを見上げ、ふと俺は思い出していた。
「なに?」
それを見上げる俺に気付いたのか、リョウは不思議そうな顔をし俺を見つめた。
「いや、アレさ。なんか、お前があのヌイグルミ達を並べてる姿、想像すると笑えてきた」
笑ながら俺が言うと、リョウは目を真ん丸にした後、可笑しそうに口許に手をあてて笑った。
「なんだよ?」
「嬉しくて」
「嬉しい??」
「真央が、それを想像してくれたことが」
リョウは、脈絡のないことを突然言う。
それはこうやって、出会った頃から変わらない、リョウの癖のような物だった。
「意味わかんねぇ」
頭をぼりぼりかきながら首を傾げると、リョウは目を閉じて口許だけを小さくあげた。
その後、俺を見た。
「それはね、あたしだけが分かっていればいいことなんだよん」
そういや、店のボトルにもディズニーキャラクターの何かがかけてあったっけ?
それを見上げ、ふと俺は思い出していた。
「なに?」
それを見上げる俺に気付いたのか、リョウは不思議そうな顔をし俺を見つめた。
「いや、アレさ。なんか、お前があのヌイグルミ達を並べてる姿、想像すると笑えてきた」
笑ながら俺が言うと、リョウは目を真ん丸にした後、可笑しそうに口許に手をあてて笑った。
「なんだよ?」
「嬉しくて」
「嬉しい??」
「真央が、それを想像してくれたことが」
リョウは、脈絡のないことを突然言う。
それはこうやって、出会った頃から変わらない、リョウの癖のような物だった。
「意味わかんねぇ」
頭をぼりぼりかきながら首を傾げると、リョウは目を閉じて口許だけを小さくあげた。
その後、俺を見た。
「それはね、あたしだけが分かっていればいいことなんだよん」