星弥は頭をかきながらマズッたみたいな顔をしていた。


「意味分かれへん!!星弥!?あれなんなん!!!!」

羽美は星弥に問い詰めるように聞いた。

「俺にかて分からんわ!!…とりあえずあいつんとこ行ってくるわ」


星弥は龍を追いかけに走って教室を出て行った。






ちょっと落ち着いた所で沙良が言った。


「うち的に…龍は羽美のことスキちゃうんかなぁ〜って思うねん」



んな訳ないやろ!!


「ありえんありえん!!だってさっきあたしみたいな阿呆っぽい女スキならん言よったやん」

「そんなん嘘に決まってるやん!!…まぁ…分からんけど」




ソレから1日龍とは会っていない。


多分帰った。
と沙良は言った。