「あっぢぃー。絶対うち死ぬ」
「あたし沙良死んだら泣くで」
「当たり前や!!
泣いてもらわな困るし」

私、橋山羽美-ハシヤマ ウミ-は中学1年生。

そして私の横にいるのは
二神沙良-フタガミ サラ-。

私の幼なじみだ。




もう夏休みが目前に
近付いて来た今日この頃。

私たちはいつも通りスカートの裾をめくりあげて
登校していた。