体育館を出るとあたしは雛乃に飛びついた。




「ありすはまだ泣かないの!」



「だって〜」
















「ありすっ!泣くんじゃねーよ…」




あきら…















「あいつに渡すんだろ…!来たぞ」

















“あいつ”















「ありすっ!!」