あたしは、今日は仲の良かった友達と話せてそれで十分だった。

他の周りは私を久々に見たいだけたのかうろちょろしている。

そこへ私はいちいち通り過ぎた。
笑顔で。


なんだかとても気持ちよかった。
すがすがしかった。







『久々顔見れて良かったわ。ありがと。帰るわ。』




『奈々ちゃんっ!』


あたしは振り返らず、手だけをふった。






落ち着いたらママに話そう。



私は辞める決心をつけた。