だんだん仕事にも慣れてきた。




自分のお客さんはまだ掴めていなかったけど、私はみんなのヘルプで何とか楽しく頑張っていた。



夜の仕事はしょーもない噂がいつも空気中に浮いてた。

それを掴み取ってしまった女の子がまた他の女の子に渡す。渡すの繰り返し。

私はそれを聞き流す。聞いてるふりをしてどうでもいい。
そーゆーのがめんどくさい。


中立の立場。





仲良くなる友達も増えた。



カラオケ行ったり、ボーイズBARに通ったり、

したい事も遊びたいことも、欲望がどんどん増えていく。


でも色々やってる事は楽しい。



でも逃げている一つの事を思い出した。

美容師の道。