名前を呼ばれ、恥ずかしさで俯いていた顔を様子を伺うように少しあげると、ハルが手招きしてるのが見えた 「絆創膏、貼ってやるから」 そう言われポテポテと近寄る 「ほら、手ぇ出して」 「…しゅんません」 あたしカッコ悪~… なんか手当てしてもらってばっかりだな… 絆創膏を貼り終えたハルがシュンとして俯いているあたしに話しかけた 「…やっぱり昔から変わってないな」