「分かんないわよ~。
ただの照れ隠しとか」


「楠木会長なら有り得るよねぇ~」


二人とも勝手な事言って~…。
日向は私の事なんて…───


「日向が私の事好きな訳ないってば!
あの悪魔の日向がだよ?
付き合ったとしても3日と命もたな……──」


無神経だった…。


「おい………。」


後ろから聞こえた低い声に振り向いた時、そう思った。