そんなペリカンみたいな顏をした私に絶えずニコニコと微笑みを続ける真弓。

「マキ、俺と付き合ってよ」



どこからそんな言葉が出て来るのかが解らない。


寧ろ此処、笑うとこ？



ヤバいよヤバいよ。
頬が紅潮してまいりましたよ。


我ながら解りやすいヤツだなと納得している間も無いよ。


さぁ、どうするアタシ。


何か言わなきゃ。


何を言おうか。。



かぐや姫に倣って有り得ない無理難題でも押し付けてやろうか…


それとも冷たい言葉でも浴びせてやるべきか…