2人でゆっくり歩いていると、後ろから男子バスケ部の1年が歩いてきた。




その中には、遼がいる。



そして、尚もいる…。





「美緩?」






実緒に呼ばれて我に帰る。



「…あっ、何?」


「ん。なんでもない♪」


「なんだそれ~」


「へへっ」


「でも本当に誕生日おめでと~☆うちら同い年!」


「いえ~い」



千春の不在で2人だけだけど盛り上がる。



今日は実緒の誕生日。


あたしは一生忘れない…。