この気持ち届いてる?






ねぇ美由ちゃん




もしもうちが美由ちゃんと同じ人が好きだって言ったらどうする??



それでも仲良くしてくれる??



約束破りだって怒る??



もぅうちと話してくれない??




美由ちゃん、、





うちも美由ちゃんと同じ人が好きだよ・・・












『俺のことは修也でいいけん』



『年上なのに呼び捨ては…』



『年とか別に気にせんけん』



修也くんの言葉に続き美由ちゃんが



『そうそう!!さくらちゃん、年とか気にすることないよ!!』と言うと



修也くんは『お前はもぅちょっと気にしろ!!』と美由ちゃんの頭を軽く叩いた。








『痛ッ!!修くんってさくらちゃんには優しいのに私には冷たいよね…』



『俺は誰にでも優しいし』



『ナルシッ!!』



美由ちゃんが修也くんを睨んだ。



『どこがや!!』



修也くんは美由ちゃんにそう言うとうちのほうを向いてニカッと笑い



『まぁそう言う事で本間に呼び捨てでいいけん!!よろしく!!』と言った。



そう言うことってどう言うこと??と思いながらも



『分かった』と答えた。






美由ちゃんと修也は本当に仲が良くて、いつもお互いに何でも言い合っている。


端から見ていると付き合っているんじゃないかと思えるほど。



美由ちゃんは「応援して」って言ったけど、実は修也も美由ちゃんのこと好きだったりするをじゃないのかな?



今ならまだ間に合う。



出会ってからそんなに時間は経ってない。



一目惚れしただけ。



修也への恋心は忘れてしまおう。



うちは決意した。







「さくらちゃん」



いきなり開かれたカーテン。



向こうからひょっこり顔を出す美由ちゃん。



「びっくりした~」



「ごめんごめん。天気いいけぇ中庭行こう。」



「いいよ~」



うちらは並んで中庭へ向かった。

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