「うるさいとか失礼よ。しかも、その部屋はティルの部屋だよ」

私は、ウィルと同じくらい不機嫌な声を出した

「なんだよ…機嫌悪いな」

私に近づき、口の端を上げた

そして、私の顎を上げる

「やめてください!!」

私は、ウィルを睨んだ

ウィルは、嫌いだ

私は、恋なんかしないって思ってるのに…

なのにウィルは

「なんだよ、お前は俺の女だろ」

俺の女…

いやな台詞

私は、涙が流れた