回りからは、可愛いだのクールだの言われてるけど、どうでもいい

私なんか、ほっといてくれればいいのに

毎日そう思う

ファンレターもラブレターも告白もいらない

もちろん、那奈以外親友もいらないし彼氏なんて欲しくない

『昔は、こんなにひねくれてなかったのにな…』

なんて、思いながら那奈と教室に向かった

私が、ひねくれてしまった理由は、過去のせい

私の過去を知るのは、すこし後の話