「あっ…でも今から探すにしても、もぅ暗いね」

私が言うように、もぅ外は真っ暗だった

「ティル。泊まるとこあるの?」

心配していたことを聞いてみた

「いいえ。だいたい野宿です」

ティルは、当たり前のように言った

「ダメだよ!!いまの時期寒いでしょ」

私は注意するように言った

なぜなら、人間でいえばまだ13歳だから、危ないし風邪引いたら困るから

「でも…野宿以外泊まるとこないです。お金もないし…」

ティルは、うつ向いてしまった

「じゃぁ、私の家に泊まりなよ」

私は、笑顔で言った

「いいんですか?」

ティルは、申し訳なさそうに聞いた

でも、私は一人暮らしだし、ティルにいてほしかったから

「うん。どうせ一人暮らしだし、寝室ならもう1つあるしね」

なんて私は、人差し指をたててウインクしながら言った。

「ありがとうございます♪」

こうして、ティルとの同居生活がはじまった