「お目覚めのようですね」

にっこり笑って近づく看護師

私は、わけがわからず頭の上に?マークがたくさん出ていた

そんな様子を察したのか、看護師さんは笑顔で私を見つめた

「夕月さん。あなたは、道端で倒れてたんですよ?
しかも、大量出血で危なかったんですよ?」

そうだったんだ…

誰が助けてくれたのかな?

私は……

死にかけたんだね

なんて考えていたら、ウィルが私の髪を優しくいじった

その行為が気持ちよくて、目を細めていた

「話がある」

いきなり言われたので、私は頷くしか出来なかった