××××××××××××××
今日はひとりの帰り道。
チャリ係のダチは風邪で休んだから仕方なく歩き。
だりぃなんて思いながら、帰っていると前から見覚えのある人が歩いてくる。
彼女だ…
俺に気付いた彼女は笑顔で小さく手を振っていた。
「あれ?今日はひとりなんだね?」
「あぁ。あいつ、チャリ係なんだけど、今日は風邪で休みなんだ。」
「だから、歩きなんだ?」
「そう。あ、あのさ…これから時間ある?」
俺ひとりっていうチャンスを機に思い切って、ダメもとで彼女を誘ってみた。
「えっ?時間?あるけど…」
「俺行きたい所あるんだけど一緒に行かない?」
「行きたい所?」
彼女は不思議そうな顔で首を傾げていた。
×××××××××××××××
「うわ~!すごい綺麗!」
風景を一望出来る高台に来ている。
そして、彼女は目を輝かせてながら風景と俺を交互に見ていた。
そんな子供っぽい彼女がかわいくて胸がキュンとする。
「ここは誰にも教えていない、俺のお気に入りの場所なんだ。」
「えっ?誰にもって…。どうして私なんかに…?」
「どうしても君だけには教えたかったんだ。」
ドキドキしながら、真っ直ぐ彼女を見つめた。
「うれしい…ありがとう!」
満面の笑みを見せてくれる彼女にまたドキューンと心臓を撃ち抜かれてしまった。
「あ、あのさっ。」
「ん?」
「俺、帰り道にすれ違った時から…ずっと君の事が…気になってたんだ。だから、今度デートしてくれないかな?」
彼女を真っ直ぐ見つめ、思い切って自分の気持ちを伝えた。
彼女は少し戸惑いながらも頬を赤くし口を開いた。
「私で良かったら、デートして下さい。実は私も前からあなたの事が…」
その日の帰り道、俺と彼女は手を繋いで帰った。
*END*
今日はひとりの帰り道。
チャリ係のダチは風邪で休んだから仕方なく歩き。
だりぃなんて思いながら、帰っていると前から見覚えのある人が歩いてくる。
彼女だ…
俺に気付いた彼女は笑顔で小さく手を振っていた。
「あれ?今日はひとりなんだね?」
「あぁ。あいつ、チャリ係なんだけど、今日は風邪で休みなんだ。」
「だから、歩きなんだ?」
「そう。あ、あのさ…これから時間ある?」
俺ひとりっていうチャンスを機に思い切って、ダメもとで彼女を誘ってみた。
「えっ?時間?あるけど…」
「俺行きたい所あるんだけど一緒に行かない?」
「行きたい所?」
彼女は不思議そうな顔で首を傾げていた。
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「うわ~!すごい綺麗!」
風景を一望出来る高台に来ている。
そして、彼女は目を輝かせてながら風景と俺を交互に見ていた。
そんな子供っぽい彼女がかわいくて胸がキュンとする。
「ここは誰にも教えていない、俺のお気に入りの場所なんだ。」
「えっ?誰にもって…。どうして私なんかに…?」
「どうしても君だけには教えたかったんだ。」
ドキドキしながら、真っ直ぐ彼女を見つめた。
「うれしい…ありがとう!」
満面の笑みを見せてくれる彼女にまたドキューンと心臓を撃ち抜かれてしまった。
「あ、あのさっ。」
「ん?」
「俺、帰り道にすれ違った時から…ずっと君の事が…気になってたんだ。だから、今度デートしてくれないかな?」
彼女を真っ直ぐ見つめ、思い切って自分の気持ちを伝えた。
彼女は少し戸惑いながらも頬を赤くし口を開いた。
「私で良かったら、デートして下さい。実は私も前からあなたの事が…」
その日の帰り道、俺と彼女は手を繋いで帰った。
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