あたしが食べおわると母さんが、
「ところで、なんで今日あんなに早かったの?
ちゃんと話しなさい。」
せっかくいい気分だったのに・・・。
マヂなんなの。
「だからなんでもないから。」
あたしは少しウザ気味に言った。
「なんでもないわけないでしょ!
髪だってあんなボサボサだったのに。」
ウザィ。
マヂウザィ。
「ウザッ。
なんでもないって言ってるじゃん!」
ってあたしは半分怒鳴り気味で言った。
母さんはため息をつき、
「はあ。
なんでこんな子になっちゃったの?
昔はいい子だったのに・・・」
その言葉にあたしは切れた。
「は?!
母さんのせいでこうなっちゃったんじゃん!
マヂウザィ!
母さん、自分勝手過ぎるよ!
なんでパパと離婚したの?!
なんで再婚したの?!
迷惑かけないでよ!」
あたしは泣き叫んだ。
「・・・。
二言目には再婚再婚って。
再婚したおかげで杏奈もいいおもいしてるじゃない。
可愛い洋服とか沢山着れるようになったじゃない。
・・・それなのに。
少しは正樹さんに感謝しなさい!」
は?!
そりゃいいおもいもしてりけどさあ。
「そりゃ感謝もしてるよ?!
だけどさあ、やっぱ好きになれないよ。
だってあたしには本当のパパちゃんといるもん!
今だってパパと会ってるのに。
こんなの酷すぎるよ!
ありえないよ。」
もおなにがなんだかわかんない。
あたしが自分の部屋に戻ろうとしたら、
「死ねばいいのに。」
えっ?
「あんたなんか死ねばいいのよ。
邪魔よ。
生きてる価値なんてない。」
は?!
「あんた頭おかしいよ!
いきなりなに?!」
って言って母さんを睨んだ。
母さんが凄い勢いであたしのそばへきて、あたしの首をしめた。
「ゲホッ。
く・・・苦しい。
はな・・・して。」
あたしは必死で母さんの手を引き離して、部屋に駆け込んだ。