教室に入った途端の笑い声。
「プッウケル」
あたしの机がない。
・・・やっぱり。
このところ毎日・・・。
なんで?
どうして?
「ちょっと!
どうゆうこと?!
口で言ってくれなきゃわかんないよ。」
あたしは、
あたしの机を隠した張本人だとおもわれる笹森 愛理を睨みつけた。
「は?!
そんなの決まってんじゃん。
あんたのことが嫌いだからだよ。」
は?
意味わかんない。
「だからなんで嫌いなの?!」
あたしはまたまた笹森 愛理を睨みつけた。
「生意気だからだよ!
ウザィよマヂで。」
は?!
あんたが1番ウザィっつうの!
「マヂ意味わからん!
マヂありえんよ。」
あたしは半泣きで大声で叫んだ。
マヂ格好悪っ。
「つか、いつも髪まきまきでブランドもんばっかみにつけて私は金持ちです!的なオーラだして、そうゆうとこやたらウザィ!」
って笹森 愛理はあたしを睨みつけ、あたしの髪の毛を引っ張った。
痛っ。
ありえん。
まわりも半分ひきぎみ。
あたしは笹森 愛理の手を引きはらって、
「超気分悪い!
あたしもお帰る。」
って言って教室をとびだした。