あげはside



陸のいつもの優しさに包まれる。

これで良いのか悩んだけど
私は、陸の優しさにすがりたい。


絶対に私は陸から離れることは
したくない。



陸side

家に運んだものの、あげはをどうしようか悩むな。



「・・早く起きろよ。
我慢できなくて襲うかもよ。」



『・・っあ・り・・く・ぅ』


「うわっエロッ・・・やばいな
ったく、早く起きろ。」



『・・ゃだ・・はっ・・ゃ・・陸・・やっ』



いつもあげはは、夢で過去の何かを思い出して苦しそうにする。


「・・・乱れてるな。
また過呼吸か、ちょっとごめんな」



袋を口に当てて、あげはの口に二酸化炭素をおくる。



『・・ぅ・・・ん』



「大丈夫か?
また過呼吸になってたよ。」



『ごめんなさぃ』


「僕はね、怒ってるんじゃなくて
心配してるんだ。」


何で俺に言ってくれないの?


君を助けてあげるのは、僕の役目なんだからな。



『ぅん、分かってる。
今日は、ご飯食べて寝よ。』



「あぁ。」