陸side



「着いたよ。」


『・・・ぅ〜ん』

何か煙草吸いたくなった。
「煙草吸っていい?」


『・・・いやぁん』

「・・・あげはちゃんそういうエロ声出すと襲っちゃうよ?」


『はぁ〜ぃ。』


「・・・あげはちゃんもしかしてさ
眠いんでしょ。」


『・・・元気ですよぉ〜』

うゎ、意味分かってない。

語尾が眠そうだな。

眠くなると素直になるんだよな。
あげはちゃん


「本当は凄く眠いんだろ。
買い物すぐ行ってくるから寝ろな?
後で僕の家に行こう。」



『・・・はぃ』






まったく困ったもんだ。

「はぁ 適当に買ってこう。」




響「・・・見つけた。
あげはちゃんを助けたのがあの榊 陸様とはな、気まぐれから本気に・・か。
まったく、うちの社長といい
陸様といい。」



陸「さぁあげはちゃんの好きなリゾットと後タルトも買ったし、帰りますか。
あげはちゃんの所に」