『──あっ!私2組だ!』 ──聞き覚えのある声。 おそらく、以前同じクラスだった……、 「─…きゃぁっ!?」 今はそんなこと考えてる場合じゃナイ。 雨と風は容赦なく吹き付ける。 「…私はァッ…、あった!えーっと、、、3組?」 ──とにかく校舎に入らなきゃ…ッ 3年生(?)と思われる方に誘われるようにして、私は階段を駆け上がって行ったのだった…。