『ほら、来いよ』

自分が冷たく『何か用?』
とか言ったくせに
響夜くんは呼び出してきた

仕方なく
響夜くんの元へ駆け寄った

「何?」

『こいつ兄貴の元カノ』

女の人の肩を叩いて言う

そう言われた瞬間、心臓に
ドクンと衝撃が走った

女の人は何も言わずに
あたしの目を見ている

あたしもただ立ち尽くす・・

『どした?』

「何で一緒にいるの?」

『元々俺の友達』

金髪で、座ってるから
わかんないけど多分長身で
スタイル良くて綺麗・・

あたしと比べもんになんない
一気に自信がなくなった